Safie API活用事例

Safei API活用事例

Safie APIを活用した「AI密集アラート」で
公共施設やオフィスの密集回避を支援

キヤノン株式会社様

キヤノン株式会社様

イメージソリューション事業本部 IIS事業推進センター

佐藤智大 さん

豊富なラインナップを揃えたネットワークカメラと、それらの映像を活用した映像解析ソリューションの提供に注力している「キヤノン株式会社」。Safie APIを利用した映像解析ソリューション「AI密集アラート」を同社が商品化し、「キヤノンマーケティングジャパン株式会社」が今年4月に発売しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として急務とされる、公共施設やビル・オフィス、店舗などの密集回避を支援しています。今回はサービスの中身や今後の展望、Safie APIを選ばれた理由などについて、開発担当である佐藤さんにお話を伺いました。

「AI密集アラート」公式サイトはこちら
(取材2021年7月)

導入の詳細

導入目的

  • 混雑状況を通知するサービスの開発のため
  • クラウド録画映像と自社の映像解析システムのAPI連携のため

導入した結果

  • APIを利用することで開発コストを削減・開発期間を短縮
  • 既存サービスのオプションサービスとして低価格での提供を実現

利用しているAPI

静止画

長年培ったキヤノンのイメージング技術と、独自のIT技術、そして強固な顧客基盤といった強みを生かし、高付加価値なソリューションを開発し提供する「キヤノン株式会社」。

キヤノンの映像解析技術とSafie APIが融合して生まれた「AI密集アラート」は、このコロナ禍でどのように活用され、どんな価値を提供しているのでしょうか。

カメラ映像を解析し、密集状況を管理者・利用者に通知

始めに、「AI密集アラート」はどのようなサービスなのでしょうか?

佐藤さん:
「AI密集アラート」は、Safie APIとキヤノン独自の映像解析技術を活用した、密集回避を支援するサービスです。
ネットワークカメラを使ったクラウド型録画サービス「VisualStage Type-S」のオプションサービスとして2021年4月より提供しています。

ネットワークカメラの映像から対象エリアの混雑状況を解析。その結果を施設管理者が設定した人数に応じて、メールで施設管理者に通知します。また、施設の状況を赤(混雑)、黄色(やや混雑)、青(混雑なし)と三段階に色分けし、タブレットなどにサイネージ表示することができます。

これにより、施設管理者は施設の混雑状況を把握でき、施設利用者はサイネージを視認できることで「混雑しているので入室するのをやめよう」とか、「別の場所を探そう」などの判断ができるようになり、密集を回避することができます。

「AI密集アラート」はどのような経緯で開発されたのでしょうか?

佐藤さん:
キヤノンでは2年ほど前からセーフィーさんのクラウド録画サービスを取り扱い始めたのですが、お客様から「キヤノン独自の映像解析技術で付加価値をつけて欲しい」という要望があり、映像解析ソリューションの提供を検討し始めました。

どのようなシーンでの利用を想定されていますか?

佐藤さん:
「AI密集アラート」は会議室から千人規模の施設まで対応可能なので、密集をさけるべき役所や飲食店、オフィス、医療施設、イベント会場などを想定しています。

録画装置を必要としないクラウド型の録画サービスということで、初期コストを低く抑えることができ、設置から稼働までの時間が短いので、幅広いお客様やシーンでご利用いただけると考えています。

Safie APIの活用で開発期間を短縮

Safie APIのどの機能を利用しているのでしょうか?

佐藤さん:
「静止画」を利用させていただいています。定期的にAPIを実行し「VisualStage Type-S」のクラウドから静止画を取得、AI密集アラートで画像解析し設定に基づき混雑状況を通知します。

Safie APIを選んだ理由を教えてください

佐藤さん:
自前のクラウドサービスを一から開発するのは、開発に要する期間やコスト面が高いハードルになります。特に、今回の「AI密集アラート」については、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、いち早くサービス提供する必要がありました。

セーフィーさんのクラウド録画サービス「Safie」はすでに実績もあり、サービスも安定しています。「Safie」であればAI解析までクラウド上で完結することができるので、Safie APIを使用したサービス開発を決めました。

セーフィーさんの方ですでにカメラの展開ができているので、お客様に広く提案できることも魅力でした。

社会課題を解決できるサービスを提供していきたい

Safie APIを使って良かった点を教えてください

佐藤さん:
セーフィーさんとキヤノンで技術交流をさせていただいたこともあり、開発チームの方と密にやりとりができたのが良かったです。直接会話して課題を共有することもできましたし、問い合わせをするとすぐに返答をいただけたので、非常にスムーズに開発を進めることができました。

今後はどのようなロードマップを描いていますか?

佐藤さん:
「AI密集アラート」のサービスへお客様のご意見を反映しつつ、静止画取得の頻度を変えたり、機密情報保護のための画像マスキングの仕様を変えたり、お客様からのご要望をもとに優先順位をつけてバージョンアップしていく予定です。

また、今は人数カウントをメインにしていますが、今後は物や行動の解析などもできるようにしていきたいと考えています。

最後に、今後Safie APIに期待することがあれば教えてください

佐藤さん:
セーフィーさんから「映像から未来を作る。そのために世の中でカメラを展開していきたい」というお話を伺いました。今後もセーフィーさんとの連携を深めて、世の中の課題を解決できる様々なソリューションを提供して行きたいと考えています。